左から、桑山隆太、高橋颯、鈴木曉、八村倫太郎、福澤希空、古幡亮(写真提供◎ホリプロ)
2023年8月22日、パシフィコ横浜 国立大ホールで開催された6人組ダンス&ボーカルグループ「WATWING(ワトウィン)」のワンマンライブ「WATWING First Full Album One Man LIVE "Where to Forward"」。グループ結成以来最大規模となったライブの模様を、ライター・上田恵子がレポートします。

自分達の想いを貫いて羽ばたいて

まず驚かされたのは、会場を埋め尽くしたファンの熱さだ。WATWING(高橋颯、鈴木曉、桑山隆太、古幡亮、八村倫太郎、福澤希空)の6人がステージに姿を見せた瞬間、大げさではなく、耳をつんざくような大歓声が響き渡った。この日を待ちかねた約4500人のファンが、白く輝くペンライトを振り上げる。ライブは、彼らの名刺代わりとも言える楽曲「Runway」からスタートした。(高ははしごだか)

WATWING 「Runway」 LIVE at ZEPP DC 2023.1.5

WATWING officialより

WATWINGのメンバーは、高橋颯、鈴木曉、桑山隆太、古幡亮、八村倫太郎、福澤希空の6人。ホリプロ初の男性ダンス&ボーカルグループを作るべく開催された「Star Boys Audition」を勝ち抜いたメンバーによって、2019年6月に結成された。グループ名は、「WAT=WHAT(何)のスラング」と「WING=翼」から成り、「誰に何を言われようと、自分達の想いを貫いて羽ばたいていきたい」という想いが込められている。

この日のコンサートでは、全21曲を披露。途中に挟まれるMCタイムでは、メンバーの八村が中心になって場を盛り上げていく。

全メンバーそれぞれ、舞台やミュージカル、ドラマ等に出演した経歴を持ち、古幡はWATWINGのオリジナル曲の振付も担当している。