スマホで撮った写真が暗く見えたり、色がくすんで見えたりした経験はありませんか? いまひとつパッとしない写真でも、後からひと手間加えることで、くっきりとした色鮮やかな写真に仕上げることができます。今回はiPhoneの「写真」アプリによる写真編集方法と、Googleが提供する写真・動画管理サービス「Google フォト」によるiPhone・Android両方で実践できる写真編集方法をご紹介します。
この記事の目次
明るさと色を調整する
撮影した写真が暗いときや色がくすんでいるときは、明るさと色を調整するのがおすすめです。
とはいえ、iPhoneもGoogleフォトもエフェクトの種類が多く、すべて把握して使いこなすのは難しいもの。初心者の人はまず「ブリリアンス(※)」「彩度」「ハイライト」「コントラスト」「ブラックポイント」の5つのエフェクトを押さえておきましょう。これらを調整するだけでも十分見栄えのする写真に仕上げることができます。
(写真編集で押さえておきたい5つのエフェクト)
・ブリリアンス(※):暗い部分の明暗を調整します。
・彩度:色の鮮やかさを調整します。
・ハイライト:明るい部分の明暗を調整します。
・コントラスト:明暗差を調整します。コントラストを強めると、明るい部分と暗い部分が強調され、くっきりとした仕上がりになります。
・ブラックポイント:写真の中で最も暗い部分を基準として、全体の陰影を調整します。
※Googleフォトには「ブリリアンス」のエフェクトがないため、代わりに「明るさ」のエフェクトで調整してみてください。「明るさ」には写真全体を明るくする効果があります。
(明るさと色の調整のやり方)
・iPhoneの場合…対象の写真を開いて、「編集」からエフェクトを調整できます。
・Googleフォトの場合…対象の写真を開いて、画面下部の「編集」をタップし、「調整」を選択することでエフェクトを調整できます。