「こういう道もあったかな」

――今回、ヒロインの花田鈴子は歌が大好きな女の子で、同級生に背中を押されて「歌劇団」のオーディションを受けます。趣里さんはバレエを学ばれていましたが、宝塚などを観たり受けようと思ったりしたことはありますか?

幼い頃からバレエをやっていましたが、宝塚とかは触れてきませんでした。もうほんとにバレエ一筋!で。

ピアノもやっていましたけど、途中でやめてしまいましたし。今回歌劇というものに触れて、「こういう道もあったかな」と思っちゃいました。

9月8日、NHKで行われた試写会と記者会見。左から左からヒロインの父役の柳葉敏郎さん、ヒロインの幼少期を演じる澤井梨丘さん、趣里さん、脚本の足立紳さん、音楽担当の服部隆之さん

――今回はお母さん役も演じられるということですが、やってみていかがですか?

共演者のなかに小さい子もいるので、一緒にいてほんとに可愛くて。自分もいつかそういう日がくるのかな、なんて思っちゃいました。

ずっとお仕事だけできたけれど、そうじゃない幸せみたいなものにも憧れはありますね。