『碁盤斬り』の追加キャストは…

続いて、『碁盤斬り』の追加キャスト発表へ。本作は、第42回日本アカデミー賞優秀監督賞受賞『孤狼の血』の白石和彌監督による古典落語をベースにした時代劇。そこに加わるメンバーとして、清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼という、豪華な顔ぶれが明かされた。

(小泉今日子)映画『碁盤斬り』は2024年5月TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー

草なぎは小泉今日子との現場での思い出について、「オトコのコ オンナのコ」(1996年にCDリリース)で呼んでもらった(コーラスで参加)ときの話や、ドラマ『まだ恋は始まらない』(1995年)で共演した当時の話をして盛り上がったという。

さらに、小泉から17年前にもらったTシャツを今も持っていると言い、「僕の舞台を観にきてくれた時に貰った記憶があって。今回の撮影現場で本人に確認したら、やっぱりキョンキョンがくれたものでした!サインもらったから、今度見せてあげるね」と、観客と約束。引っ越しする時も捨てずに大切に持ち続けていたエピソードを披露し、「今回の撮影で一番感動した出来事です(笑)」と会場の笑いを誘った。

その後も各キャストとの思い出話を続け、斎藤演じる格之進と因縁ある武士の柴田兵庫は「とにかく憎たらしい役。工くんも役に入り込んでいて、本当に憎たらしかった(笑)」とコメント。

格之進の一人娘・お絹役の清原については、「すごく繊細なお芝居をする方です。本当にかわいい娘で、格之進にとって光のような存在でした。彼女がいるから格之進も癒やされたのだと思います」と清原の芝居を絶賛した。

弥吉役の中川に対しては「背が高くてとにかくかっこいい。僕も負けないぞって背伸びしながら演じていました(笑)。お互いに武士の心を持ったキャラクターで、交わした約束を破らない、そんな格之進と弥吉の関係も見てほしいです」と背伸びをしながら話し、会場を沸かせた。

(中川大志)