[特集]
食べ方を変えれば人生が変わる
●注目記事●
〈4人の子が巣立った今も〉
母・桐島洋子が教えてくれたにぎやかに食卓を囲む喜び
桐島かれん
2022年の暮れ、東京から神奈川県の葉山へ引っ越しました。長女は結婚し、次女は東京で働き、三女に続いて長男もアメリカで勉強することになって。子どもたち全員の手が離れたこともあり、別荘にしていた葉山の家へ拠点を移すことにしたのです。
今回の引っ越しで、これまでとは食生活が変わりました。海に近い葉山の駅前には、新鮮で美味しい魚を仕入れる魚屋さんがあるし、漁港近くでは獲れたてのシラスも手に入ります。農家の直売所で旬の野菜や果物を見つけるのも楽しくて。庭にはレモンなどの果樹が植わっています。東京ではプランターで育てていた野菜も、地植えにすればより多くの品種が作れるので、これから挑戦するつもりです。
(一部抜粋)
[第2特集]
短歌、始めませんか
●注目記事●
〈俵万智さんの入門レッスン〉
「出来事」と「思い」を日本語のリズムに乗せて
『婦人公論』読者のなかには、「短歌を詠んでみたい」「興味がある」という方もいらっしゃると思います。そんな方に私がお伝えしているのが、「短歌には道具がいらないので、すぐに始められる」ということ。
音楽を演奏したいとか、絵を描いてみたいという場合は楽器や筆などの道具が必要ですし、使いこなすための技術を習得しなくてはなりません。一方、短歌の道具とも言える〝素材〞は日本語だけです。誰もが日頃使っているものですし、使わずには一日も過ごせない。俳句に必須とされる季語も、短歌には必要ありません。だから「作ってみようかな」と思った瞬間からスタートできる。それが短歌の良さだと思います。(一部抜粋)
[読みもの]
〈忘れることは、死に支度〉
100歳。誕生日もヘチマもありませんよ
佐藤愛子
誕生日もヘチマもありませんよ。まだ死んでいない、それだけのこと。100だろうが、103だろうが105になろうが、何がどう変わるわけでもありません。みんなが乗っている電車が目の前を通りすぎていくのを、ひとりただ見送っているようなものです。
「思い出の屑籠」は最後の力を振り絞って書きました。今、単行本のための校正を済ませたところ。本を出すのも、これでもうおしまい。(一部抜粋)
〈ただ今テニスに恩返し中〉
これからの50年を共にする伴侶に出会えた
伊達公子
――伊達公子さんは2022年6月、杉山愛さんなど、現役時代に世界ランキング50位以内を経験した女子テニス選手に呼び掛け、「一般社団法人Japan Women’sTennis Top50 Club (JWT50)」を設立した。今年夏には、同団体が主体となって札幌で「W15札幌アスアスラボ国際チャレンジカップ」を企画・開催。若手の育成に力を注いでいる。
今回、札幌で行った「W15」という国際大会は、世界を目指す14歳からのジュニア選手も出場できる、プロツアーへの最初の一歩となる大会です。ところが、これまで日本にはこのクラスの大会がなく、ジュニアが世界を目指すには初めから海外の大会に出場する必要がありました。ジュニアと言われる選手たちにとって、それはハードルが高すぎる。今後、一人でも多くの若手がワールドツアーに挑んでいくためには、国内で行うことに多くのメリットがあります。今回はその大きな一歩でした。(一部抜粋)
[連載]
〈対談 草笛光子の「ありのままで」〉
ゲスト◎市村正親
草笛 こうして撮影していると、私たちって無意識にミュージカルのワンシーンのようなポーズをとってしまうわね。
市村 足も自然に上がっちゃう。(笑)
草笛 舞台をご一緒したのは、何回くらいかしら。
市村 たぶん3回じゃないかな。
草笛 え、それだけ? もっとなかった?
市村 いや、そう言われてもないのよ(笑)。がっぷり四つに組んだのは、4年前の『ドライビング・ミス・デイジー』だね。(一部抜粋)
他にも、
〈怖がる前にまずは使ってみる〉
デジタルは大人のための遊び場
若宮正子
〈軍事侵攻開始から1年半〉
ウクライナの前線で撮った砲撃の下で生きる人々
玉本英子
〈フォトルポ 人より猫が多い石巻の離島〉
猫の楽園・田代島に観光客が戻ってきた!
〈言葉って面白い!〉
どうしてヘビは「ニョロニョロ」なの?
今井むつみ×五味太郎
〈名優たちの転機〉
聞き手・文◎関容子
中村歌六
〈宝塚 すみれ色の未来へ 月組〉
ミュージカル『フリューゲル―君がくれた翼―』
東京詞華集『万華鏡百景色』
月城かなと 海乃美月
などなど、盛りだくさん。ぜひご一読ください!!