イメージ(写真提供:Photo AC)
キャッシュレス決済の広まりにともない、クレジットカードの不正利用被害が増えています。日本クレジット協会によると、2022年1~12月までのクレジットカードの不正利用による被害額は436億7000万円でした。これは統計を取り始めた1997年以降で最多となります。クレジットカードの管理には最新の注意を払い、不正利用される隙を見せないようにしましょう。
この記事の目次
不正利用の被害実態
不正利用の主な手口 不正利用されないためには

不正利用の被害実態

クレジットカードの不正利用には、紛失・盗難によりカードそのものが他人の手に渡ったことが原因となる場合と、インターネット上でカード番号などの情報が盗まれたことが原因となる場合の2通りがあります。近年は手口の巧妙化にともない、後者による被害が圧倒的です。

また不正利用といっても、必ずしも高額な支払いに利用されるとは限りません。ジュース代やサブスク代程度のごく少額の支払いに利用されることも少なからずあります。その場合は自分で支払った分の利用明細に紛れやすく、気づくのが遅れてしまうおそれがあります。

クレジットカードを利用している人は、いつどこでいくら支払ったのかを把握しておき、身に覚えのない支払いがあった場合にすぐに気づけるようにしましょう。

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