[特集]
〈小さな幸せを見逃さずに〉
運を引き寄せる人になる
●注目記事●
〈家族3人、同じ仕事に邁進できる喜び〉
今があるのは、節目節目の良縁のおかげ
伊藤蘭
おかげさまで、2023年にデビュー50周年を迎えました。あらためて考えると、50年って長いですよねぇ。私がデビューした年に生まれた人が50歳になったわけでしょう(笑)。そう思うと、よくここまでたどり着けたなと思います。もちろん、私ひとりの力じゃありません。それはひしひしと感じています。
もともと、私はあまり先のことを考えるタイプではないんです。「5年後、10年後にこうなりたい」と、遠い未来を見据えた目標を掲げたこともなく、「この仕事を何がなんでも続けてやる!」と思ったこともありません。何事も、自然の流れに任せていると言いますか。ただ、今の自分に与えられたこと、やらねばならないことには常に全力。そして、一度取り組んだことは最後までまっとうしようと心がけてきました。そんな〝今〞が積み重なった結果が50周年になったのだと思います。(一部抜粋)
[第2特集]
老けない! 忘れない! 「脳トレ」チャレンジ
[読みもの]
〈42年ぶりに「トットちゃん」を書いたわけ〉
誰もが自由で、戦争のない世界を
黒柳徹子
42年前に出版された『窓ぎわのトットちゃん』では、トモエ学園に通っていた小学校時代のことを書きましたが、青森へ疎開するところで終わっています。どう考えてもあれよりおもしろいものは書けないと思っていたんですけど、考えてみたら、父の出征や疎開先での経験とか、戦争中のことはぜんぜん書いていなかったんですね。やっぱり戦争のこと、敗戦後の経験、そしてもう少し成長したトットのことを知っていただこうと思って、『続 窓ぎわのトットちゃん』を書きました。(一部抜粋)
〈紫式部の時代に没入して〉
夫の死を噛みしめるのは、大河ドラマを書き上げてから
大石静
『光る君へ』の放送はまだ始まったばかりですが、この仕事にとりかかってすでに2年半が過ぎました。大河ドラマであってもほかのドラマであっても仕事の厳しさに変わりはないですが、なにしろおよそ50話となると、普通の連続ドラマの5クール分、ぶっ通しで書かなければいけません。いまは29話目を書き上げたところですけど、最終話を書き上げるまでホッとするときは訪れないでしょうね。
2021年の春ごろにお話をいただき、「紫式部を描く」というテーマを聞いて少し悩みました。平安時代に関する知識は、歴史の授業で学んだ程度。私でもピンとくるような有名な人物や事件がまったくないのです。『源氏物語』という題名は有名ですが読んだこともないし、紫式部は本名も生没年も定かではありません。(一部抜粋)
[グラビア]
〈サウナで心を整えながら〉
見果てぬ先へ、航海を続ける
山下智久
2020年に個人事務所を立ち上げました。それからの数年間は、広い海に出て懸命に船を漕ぎ進むような時間でしたね。コロナ下ということで大変なこともありましたが、サポートしてくれるスタッフ、そして応援してくださる皆さんのおかげで、なんとかこうして航海を続けられています。今は舵の取り方を模索しながら、新しい景色を見せていただいている、という感じです(一部抜粋)
他にも、
<表紙のひと>
ライバルは自分自身
大地真央
<朝ドラで人気の男役スター>
武器は目力と、OSKの“雑草魂”
翼和希
<和歌は心の記録だから>
99歳、想いは自然と三十一文字になる
岡野弘彦
<カラーグラビア>
障害のある人とタッグを組んで
アートで社会を変えよう! ヘラルボニーの挑戦
<名優たちの転機>
聞き手・文◎関容子
観世清和
<『婦人公論』女性の生き方研究所 >
パソコン・スマホの活用度は?(後篇)
などなど、盛りだくさん。ぜひご一読ください!!