(イラスト◎大野舞)
2024年上半期(1月~6月)に『婦人公論.jp』で大きな反響を得た記事から、今あらためて読み直したい1本をお届けします。(初公開日:2024年04月16日)
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スピリチュアリストとして、さまざまな角度から読者のお悩みに答え、生きる指針を示してくれる江原啓之さん。現在は熱海に在住し、ていねいな暮らしをしながら日々「生きる上で大切なこと」を発信し続けています。『婦人公論』のリニューアルにあたって始まった新連載「〈幸せぐせ〉を身に着けよう」。第28回は「なんでも話し合えた友人が急逝し喪失感でいっぱい」です。

Q なんでも話し合えた友人が急逝し喪失感でいっぱい

A)新しい友人を求め交友関係を広げる

B)時間が薬。立ち直れるまで喪失感と向き合う

この世での旅が終わっただけ

長寿社会となった現代、長生きするとそれだけ多くの仲間を見送ることにも繋がります。みなさんの中にも、親しい人を亡くしさみしい思いをしている方がいるのではないでしょうか。その気持ちはよく理解できます。

けれど、スピリチュアルな視点から言えば、人は死して死なず。天寿をまっとうして肉体の死を迎えても、それはこの世での旅が終わっただけのこと。お迎えが来た友人のたましいは一足先にあの世へ向かい、新しい旅を始めています。人は遅かれ早かれ、あの世へ旅立つもの。ですから、いずれあの世で友人に会うこともできるのです。そんなたましいの視点を持ちながら、今回のお題を考えてみましょう。

ずばり、幸せぐせはAです。