カタログギフトがもらえる「株主優待」銘柄の紹介
お肉やお魚、くだもの、そしてスイーツがもらえる「カタログ優待」にはどういったものがあるでしょうか。
ゆうちょ銀行(7182※)(株価1,396円、最低投資額13万9,600円)では、500株保有で3,000円相当のカタログギフトがもらえます。郵便局の「ふるさと小包」での取扱商品でもある「つぶらなカボス」16本セットのほか、ちぎって食べるボゴールパインや愛媛県宇和島産のみかん、株主優待カタログギフト限定のフレーム切手、ゆうちょPayポイント3,000円分も選べます。
500株では、70万円ほど必要ですが、執筆時点(2024年10月下旬)で配当利回りも3.72%あります。権利月は3月です。
※証券コード…証券取引所に上場する企業に割り振られる識別コードです。従来は数字のみの4桁で構成されていましたが、2024年1月以降に新規上場した企業には、数字だけでなく英文字も入ったコードが設定されるようになっています。
不動産会社のヒューリック(3003)(株価1,429.5円、最低投資額14万2,950円)では、300株保有で株主優待のカタログギフトがもらえますが、今後、株主優待内容の変更があります。
ヒューリックでの株主優待は、2024年12月の権利であれば、3年未満は3,000円相当のグルメカタログギフト1点、3年以上では2点、つまり6,000円相当が選べます。しかし、2025年12月末以降は変わり、保有期間2年以上で3,000円相当のカタログギフトから2点、6,000円相当がもらえます。
2年未満の株主はカタログギフトがもらえなくなるため、2025年12月の権利も取得したいなら2024年12月までに300株(必要額は42万8,850円)保有しておきたいところです。権利月は12月です。
アパレルメーカーのオンワードホールディングス(8016)(株価539円、最低投資額5万3,900円)では、1,000株(53万9,000円)1年以上保有で3,000円相当、3年以上保有で5,000円相当の「カタログ優待」がもらえます。このほか、100株保有で20%割引になるクーポン6回分ももらえます。
オンワードホールディングスでは、2024年4月に株主優待制度を一部変更し、長期保有で額が増えるカタログギフトになりました。5,000株では1年以上保有で1万円相当、3年以上保有は2万円相当のカタログギフトがもらえます。権利月は2月です。
クラッチの大手企業エクセディ(7278)(株価3,480円、最低投資額34万8,000円)では、100株、1年以上継続保有で3,000円相当の「カタログ優待」がもらえます。権利月は9月で、およそ3ヵ月後の11月下旬~12月にカタログが届きます。
大和証券グループ本社(8601)(株価1,048円、最低投資額10万4,800円)では、1,000株(104万8,000円)で2,000円相当の「カタログ優待」がもらえます。権利月は3月と9月と、年2回あるので、年間では4,000円相当がもらえます。
証券取引所の賃貸業で知られる平和不動産(8803)(株価4,180円、最低投資額41万8,000円)では、100株で3,000円相当の「カタログ優待」がもらえます。2023年3月の実績では大丸松坂屋のカタログギフトでした。権利月は3月です。