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阪神・淡路大震災から今日で30年。これを機に、もう一度家庭の防災準備の見直しをしてみましょう。今回は、災害時に多くの人が直面する課題の一つ「水不足」に注目。飲料メーカー「ライフドリンク カンパニー」の執行役員・浅井祥平さんに、家庭での、賢い水の備蓄術について話を聞きました。

常に備蓄を維持する『ローリングストック』

《「ローリングストック」とは》

日常的に消費する食品や飲料を少し多めに買い置きしておき、古いものから順に消費して購入することで、 常に一定量の備蓄を維持する方法。
災害時にも普段から使い慣れた飲料や食品を利用でき、安心感を得られる。

 

「特に災害時の水不足の不安に対しては、水をローリングストックすることで解消できます。実際に楽天市場で弊社が販売しているペットボトル飲料「彩水」500mL・48本入りが人気ランキングに入ったり、定期購入での販売額が年々増加してきているなど、こうした購入スタイルの広がりを感じます」と浅井さん。

 

ライフドリンク カンパニー 執行役員人財本部長 浅井祥平さん

また、水のローリングストックについては、より柔軟に備蓄を活用するために「2Lのボトルだけでなく、500mlの小型ボトルを併せて準備するのがおすすめ」と話します。