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指名打者専任としてはメジャー史上初となる、2年連続3回目のMVPを受賞した大谷翔平選手。強靭な心身を作る6つの考えや行動を紹介します

【1】ゴミを拾う

彼はグラウンドに落ちているゴミを拾っては、ユニフォームのお尻のポケットにしまいこんできた。

「あれはゴミじゃないですよ。僕は他人がポイッて捨てた運を拾っているんです。運は自分ではコントロールできませんからね。でも僕は平気で前を通り過ぎて、ゴミに後ろから呼ばれちゃうタイプ。だから、お前、それでいいのかって、後ろからよくトントンされています(笑)」

完璧でないところを自覚できるからこそ、運から好かれるということだろうか。

 

【2】睡眠に時間を費やす

疲れを癒やし、常にフレッシュな状態を保とうと、大谷は暇さえあれば寝ている。

「ナイターが続くスケジュールなら、10時間から12時間くらいは寝ています。ごはんを食べたくて起きることもありますが、食べたらまた寝ます。眠らなくても、横になったまま目を瞑るだけでそれなりの睡眠効果はあるんです。だから思うように眠れないときには、それをストレスに感じるのではなく、目を瞑るだけで、いいことをしていると考えるようにしています」