夢咲ねねさん
宝塚歌劇団の星組で、2009年から6年にわたりトップ娘役として活躍した夢咲ねねさん。退団後は『1789-バスティーユの恋人たち』『グレート・ギャツビー』などの舞台に次々と立ち、この春はミュージカル『ホリデイ・イン』に出演する。今回の舞台は宝塚時代にコンビを組んでいた柚希礼音さんと退団後初共演。退団から10年目の節目を迎えた夢咲さんに、今回の作品にかける思いや宝塚時代の思い出、また、同時期に雪組の娘役トップを務めた妹の愛加あゆさんとの姉妹関係についてもお話を伺った(構成:内山靖子)

ちえさんは「頼れるお姉さん」

4月1日から上演される『ホリデイ・イン』は1940年代の古き良きアメリカの香りが漂うハッピーなミュージカルです。悪人はひとりもおらず、私が演じるライラという女性もとってもポジティブ。

野心にあふれ、ショービジネスの世界で夢を叶えるためならどんなこともいとわずに、自分の欠点さえもプラスに変えていく。ささいなミスでくよくよしがちな私とはまったく性格が違うので、ライラを演じることは大きな挑戦になりそうです。

さらに、今回は宝塚時代に6年間コンビを務めたちえさん(柚希礼音さん)と、退団後初めてのミュージカルでの共演。2人で一緒に登場するシーンはそれほど多くはないものの、女性対女性として新しい形で共演できるのが嬉しいです。

男役でも女性の役でも、ちえさんは常に自然体。私にとっては頼れるお姉さんのような存在だと勝手に思っているので(笑)、今回もたくさん甘えさせていただこうと思っています。