おしゃれな部屋には憧れていても、「めんどくさい」「どこから手をつけていいかわからない」などの理由から、なかなか模様替えに踏み切れない人も多いのではないでしょうか。インテリアデザイナーの飯沼朋子さんは、「心地よいインテリアの秘訣は、モノを減らすことではなく『足すこと』」だとアドバイスします。今回は飯沼さんの著書『イギリス人の部屋はなぜ物が多くても素敵なのか』から一部を抜粋し、新しい模様替えの方法をご紹介します。
あなたのセンスを「見える化」する
この記事では、よりあなたらしい空間にするために、「個性」と結びついた唯一無二のセンスを「見える化」していきます。
知識によって「おしゃれな部屋」をつくることはできますが、「真に心地いい部屋」にするには、個性と結びついたセンスが大きく影響してきます。
「本当の好みがわかるワーク」で、ご自身の「センス=個性」を発見してください。
【本当の好みがわかるワーク】
●あなたにぴったりの「足し算」を知ろう
インテリアが違う4つの部屋があります。

<『イギリス人の部屋はなぜ物が多くても素敵なのか』より>

<『イギリス人の部屋はなぜ物が多くても素敵なのか』より>
ルーム1 白っぽく、色やモノが少ないミニマリスト的な部屋。
ルーム2 ベージュやグレーなどベーシックな色あいで、パーソナルチェアやラグ、クッションなどが足されている部屋。
ルーム3 彩りが感じられる部屋。オレンジと青が印象的で、アートやランプなどが足されている。
ルーム4 壁にも色があり、カラフルな部屋。2人がけソファやたくさんの小物が足された、マキシマリスト的な部屋。