イラスト:あべさん
「血は水よりも濃い」と言うけれど、そうとは限らないケースも。血縁だから仲がいいは幻想!?きょうだいに対するホンネをアンケート。不満や心配な点を聞いてみると――(イラスト◎あべさん)

Q 親からの愛情に格差はあった?

《あった!》81人

姉の朝ごはんはイクラ丼なのに、私は白米だけ出されて「おかずは勝手に見つけて食べろ」と言われていた。
誕生日プレゼントも、姉は毎年もらえたのに私は2年おき。
ほかにも、3歳の時に「うろちょろするから」と柱に縛られ、苦手で食べられないカツオのあら汁だけがおかずに出されたことも。
姉も姉で、私をかわいそうなどと思わず、勝ち誇って食べていた

(56歳・姉1人)

 

明治生まれの父は、「男は教育が必要」「女には教育はいらない」という考えの持ち主でした

(78歳・兄2人、姉5人、弟1人)

 

私がどれだけいい成績をとろうと両親は褒めることがなく、姉よりレベルの高い学校に進学した時など「姉を見下している」と決めつけ嫌悪感を示された。なにより、私だけ親から暴力を受けていた

(55歳・姉1人、弟1人)

 

母は機嫌が悪くなるといつも、私にだけ「(別れた)父親のところに行きなさい」と言ってきた。半世紀も前のことなのに忘れられない
(63歳・弟1人)

 

末っ子の私だけが異常にかわいがられていることは、3歳の頃から感じていた。買ってもらえなかったものはないほど。姉や兄は面白くなかったはず

(47歳・姉1人、兄1人)