わが子が身を固めてほっとしたのも束の間、今度はお相手のアレコレが気になって……。ヨメ、ムコへの不満を聞いてみました。怒りに納得というものから、それはあなたが気にしすぎでは…というエピソードまで。義理の家族は本当に難しい!

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●韓流が好きすぎて

東京でひとり暮らしをする息子は口ベタで、見た目もいまいち。正直、結婚はできないだろうと私は諦めていました。

ところが3年前に帰省した際、近くに住む女の子と知り合って、39歳でようやく結婚。しかもお相手は10歳も年下、「本当にうちの息子でいいの?」と思うほど、地元では美人で評判の娘さんだったのです。

ところが、そんな息子夫婦の間で、離婚話が。どうやら彼女は、息子が「韓流ファンの聖地・新大久保の近くに住んでいる」と話すのを聞き、「この人と結婚すれば、毎日韓流のお店に行ける」と思って猛アタックしたのだとか。

この春、息子の転勤が決まり、新大久保から遠い地方都市へ引っ越すことになったのをきっかけに、「私が好きなのは韓流で、あなたじゃない」と。それで離婚だなんて……。(飲食店パート・69歳)

 

●いいお相手だと祝福したのに

娘が結婚相手として彼を連れてきたときは、いい条件だと思った。親は地方公務員、自身は有名大学卒業後、有名企業に勤務。人柄などに欠点も特になさそう。いいお相手をつかまえたと、私も夫も祝福したものだ。

でもその後、ムコの会社の業績が急激に傾き、リストラの嵐が―― !!  40歳を過ぎたムコもその憂き目にあい、失職。これまで順風満帆で、挫折らしい挫折を経験したことがなかったからか、ショックで再就職先を探す気力がないと言い出す始末。

あれから3年、ムコは現在も日がな家でゲームをして過ごしているそうだ。再就職のめどはまったく立っていない。娘に職があるからなんとかなっているものの、まさか娘夫婦のお金の心配をすることになろうとは。かわいい孫の教育資金も気になるこの頃だ。(主婦・73歳)