家庭などでついたお餅の保存方法
杵と臼、餅つき機などで家庭でついたお餅は、市販のものよりもカビが発生しやすいです。とくにお餅を丸めるときに使う餅とり粉は、カビの発生率を高めてしまいます。
すぐに食べずに保存する場合は、餅とり粉は使わないほうが長持ちするでしょう。
数日のうちに食べるのであれば、「水餅」がおすすめ。
【水餅の作り方】
密閉容器にお餅を入れ、完全に浸かるまで水を入れたら、蓋を閉めて冷蔵庫に保管するだけです。1日1回、新鮮な水に取り換えれば、1ヵ月ほどは保存が可能です。
つきたてではなくお餅が固まっている場合は、水洗いをして粉を落としてから水に浸けましょう。
水に浸けて空気に触れないようにすることで、カビの発生を防いだり、乾燥を防止する効果が期待できます。
家庭などでついたお餅の冷凍庫での保存方法
市販のお餅とやり方は同じで、ラップでしっかりと包み、フリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存します。解凍方法も同じです。数ヵ月の保存は可能ですが、味の劣化が進んでしまうため、なるべく早く食べ切るようにしましょう。
お餅の形は地域で違う?
実は、お餅の形は、日本の東側と西側で形が異なり、その分岐ラインは、今話題のNHK大河ドラマ『どうする家康』ゆかりの地である、岐阜県の関ケ原あたりだといわれています。
関ケ原より東の都道県は四角い角餅、西の府県は丸餅が一般的です。
あなたの地域のお餅は、どんな形でしょうか?