左下は虎の門病院で作られた頭皮冷却療法のイメージキャラクター。院内には、患者と医療スタッフが交換したメッセージが貼られていた
リクライニングチェアにバンドを引っかけるなど方法はアナログだが、これも患者の実体験や提案から生まれたものだという。この上に毛布をかけ、手足は、抗がん剤による末梢神経障害(しびれ)予防のために手袋などで圧迫する(撮影:本社・中島正晶)
2人がかりでヘッドギアを締めつけていく。あごひもが食い込まないようにタオルで保護。それでも痛みが起きるため、あごひもを三方向からバンドで引き、あごとの間に強制的に隙間を作る