記事本文へ戻る 1995年1月17日付の『読売新聞』夕刊より。恵介さんが亡くなったビルの前に佇む安田さん(中央)が偶然写っていた(写真提供◎読売新聞社) 「震災は人の心をこんなにも変えてしまうのか――。そんな大人たちの姿が、20歳の僕にとっては最大の衝撃でした」(撮影:本社・武田裕介) 「テレビに出てご飯を食べられるようになったのも、『あのときの語り部になれ』と、亡くなった人たちが背中を押してくれているような気がして、防災に関する講演も行うようになりました」