「婦人公論」の表紙より。左が昭和13年(1938)年、右が昭和11年のもの。どちらもパーマネントをかけた女性が描かれている
『婦人公論』昭和13(1938)年3月号に掲載された特集「パーマネント是非」。女優から作家、美容師まで13名の男女が各々の「言い分」を述べた
「パーマネント是非」の特集の右端には、「パーマネント美容室講習所」の広告が見られるのも、当時の世相を表している
同号で、吉行あぐりが読者からの「美容相談」に応えたコーナー。こて切れした(ヘアアイロンの使いすぎで切毛のできた)女性にむけて髪のお手入れ方法を伝授している
パーマネント・ウェーブをしているところ(『婦人公論』1935年6月号より)
『非国民な女たち 戦時下のパーマとモンペ』飯田未希・著