上野千鶴子さん(左)と澤地久枝さん(右)(撮影:宮崎貢司)
「自分が腰を痛めるまで、介護保険に興味がないし、使い方も知らなかった。弟もそうだったと思います。」(澤地さん)
「寝たきりになられた時、この先、ずっとこのままだったらどうしようと思われました?」(上野さん)/「これでもうダメだなんて1回も思いませんでした。」(澤地さん)
「元気になってくると、人が家に長時間いるのを煩わしいと感じるの。」(澤地さん)/「世の多くの人は、要介護の人には誰かがべったりついていなくてはいけないと思い込んでいるけど、当事者にしてみれば、けっこう鬱陶しい場合もありますよね。」(上野さん)
「40年近く前に、最期まで過ごすことを見据えて家を建てられたというのがすごい。」(上野さん)