記事本文へ戻る 「母との関係を繫いでくれるものがあったら」という思いで購入した陶器の仏様(右奥)。毎朝、線香をあげて鈴を鳴らす(写真提供=小川さん) 「作家になり結婚してからも、私は母の影に怯え、息苦しく感じていました。」 「家の中で誰よりも強かった人が、満足に身動きもできずベッドに横たわっている。その姿を見て、初めて『愛おしい』と感じました」