自宅のダンスパーティで客人に料理をふるまうときは、シェフ帽とコックコートで正装をして差配していたという
「人に会わず、写真も撮らせず、洋館で夜な夜なパーティを開くという。まるでドラキュラ伯爵のような方かと(笑)」(近藤さん・左)/「それはいいですね。ドラキュラかもしれないよ」(宇能さん・右)
「純文学の編集者には『もっと舞台を選びなさい』と叱られもしたけれど、『はいはい』とだけ答えて、せっせとポルノを書いていました。」(宇能さん)
少年時代、敗戦後の満州でパーティを垣間見たソ連軍司令官の邸宅が深く心に刻まれ、ボールルームに6本の円柱を配した