「ここに入るだけ」と決めておけば、それ以上増えることはありません。「背表紙を色分けして並べるのは、エッセイストの熊井明子先生のアイデア。見て素敵だなと思って真似しました。空間が明るくなりますね」
「片づけには気力と体力が必要ですからね。60代半ばに生活を縮小しておいて正解だったと思います。」と語る中山庸子さん
一目ぼれして購入したキャビネット。取っ手の部分が手の形になっていて、引き出し一つ一つに「ABCD……」とアルファベットがふられた凝った造り。「母の形見のブローチなどもここに収納しています」(中山さん。以下同)
国内外で買い求めたシノワズリを飾って楽しんでいます
洋服はハンガーラックにかけられるぶんだけ。「回転式のハンガーラックが使い勝手抜群。『いつか着るかもしれない』の『いつか』は来ません。今着られる洋服以外は、基本的に処分します」