【宝づくしの傘福】 酒田の傘福を参考にした矢島さんの作品。玉や小槌、宝鍵など、商売繁盛を願う縁起物ばかりをつるした「宝づくし」(撮影◎大河内禎)
【女の子のつるし飾り】 矢島さんが伝統的なモチーフを現代的にアレンジ。61個もの飾りがあしらわれている(撮影◎大河内禎)
店内ギャラリーに飾られた各地のつるし飾りと矢島さん。モチーフの種類やつるし方など、それぞれの特徴を比べてみるのも楽しい。古布キットを使い、2階の教室で習うこともできる(要予約)(撮影◎大河内禎)
モチーフ写真提供(隠れみの、とうがらしねずみ、金目鯛、軍配)◎ブティック社刊『ちりめんで作る かんたん、かわいい、つるし飾り』 撮影◎藤田律子
【さるぼぼ】「さるぼぼ」とは、飛騨の方言で「猿の赤ちゃん」のこと。原型は奈良時代に中国から伝わったと言われる。厄除けや子宝、安産のお守りに。大小さまざまなさるぼぼが大集合した作品(撮影◎大河内禎)
【男の子のつるし飾り】柏餅や鯉のぼりといった、端午の節句にちなんだモチーフを。桃太郎と三匹のお供も飾られる(撮影◎大河内禎)
【花水木の飾り(左)】ハンガーのような木製のつるし棒を使うことで、花の表情が際立つ。古布を染めた淡い色が美しい【ハイビスカスと槿(むくげ)のつるし飾り(右)】赤は「勇敢」、黄色は「輝き」という花言葉があるハイビスカス。小ぶりな槿と組み合わせることで華やかに(撮影◎大河内禎)
【紫陽花のつるし飾り】花言葉は「家族団欒」など。小さい「くくり花」を組み合わせている(撮影◎大河内禎)
【椿のくす玉(左)】 くす玉は端午の節句に不浄を払うためにかけたのが始まり。初春の花である椿のくす玉は花束のよう【牡丹のつるし飾り(中央)】 中国では、家庭の幸福や繁栄をもたらす富貴の花として知られる牡丹をちりめんで作る。組みひもは帯締めを使用【桜と総角結びのつるし飾り(右)】薄紅色の布を使って桜を表現。組みひもは、生命の象徴として神祭などで使われる「総角結び」に(撮影◎大河内禎)