根の形が面白い長寿梅。飛んできた種から育った野の花も残している。草がしおれたら水切れだとわかるし、草の根がある分、木が伸びすぎない
19世紀に山採りされ、祖父が育てていたという真柏。下のほうの白い部分は、木質部分が剥がれて白骨化したもので「シャリ」と呼ばれ、真柏の特徴でもある
どの枝をむしれば、どんなふうに残った枝が伸び、どう花が咲くか。細かく観察して、育ち方を想像し、むしり取る枝を決める(撮影:本社・奥西義和)
鉢ごと水につけて、水やりをしているところ。鉢底から棕櫚(しゅろ)縄を出し、水が抜けやすいよう工夫しているので、鉢内が水分過多になることはない
山本さん流の方法では小さな鉢で育てることが多い。上段は、講習を受けた生徒が陶芸を習い、盆栽用に作ったもの