
新聞の広告や包装紙の裏に、忘れないようにと言葉や単語を書き続けていた

「体重も30キロ台まで落ちて生死の境を彷徨った。医師にすがり、家族に助けを求めて弱い人間になっていった。でも…」(撮影:タカオカ邦彦)

老人性うつと認知症と診断された後の苦悩の日々を綴った『老いの意味』森村誠一 中公新書ラクレ


