山田陽介
やまだ・ようすけ
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所運動ガイドライン研究室長、神戸大学大学院保健学研究科准教授
専門は、身体活動科学・栄養代謝学・健康長寿学。1980年埼玉県生まれ。1999年浦和高校卒業。2003年京都大学 総合人間学部卒業。2009年京都大学にて博士(人間・環境学)号取得。ウィスコンシン大学マディソン校栄養学科、福岡大学スポーツ科学部、京都府立医科大学医学部でのポスト・ドクターを経て現職。米国留学中は、長期カロリー制限サルの健康寿命やエネルギー代謝に関する研究に従事。京都では、地域の中高齢者に対する運動・栄養・骨格筋の質に関する大規模調査・介護予防研究(京都‐亀岡スタディ)を実施。国連の国際原子力機関が管轄するエネルギー代謝データベースの運営委員や、アメリカ老年学会誌編集委員を歴任。これまで、アメリカ老年学会65周年記念論文賞(医学部門)、国際骨粗鬆症学会や国際フレイル・サルコペニア学会での若手最優秀賞など多くの国内外の学術賞を受賞。2021年、2022年には『Science』誌、2023年には『Nature Metabolism』誌に共同責任著者の論文が掲載されるなど、エネルギー代謝に関する研究の第一人者。