山田先生「低糖質ダイエットで体重が減るのはあくまで一時的!」(写真提供:Photo AC)

 

健康診断の結果を見て、体重が増えたのは年齢を重ねて代謝が落ちたから…と思っている方もいるようですが、神戸大学大学院保健学研究科准教授の山田陽介先生は「少なくとも60歳くらいまでは、若い頃(例えば20代)と比べて代謝の差はほとんどないということがわかっています」と話します。その山田先生いわく「低糖質ダイエットで体重が減るのは、あくまで一時的」だそうで――。

ブームを巻き起こした「低糖質ダイエット」

体脂肪、なかでも中年太りの場合は内臓脂肪や異所性脂肪(脂肪肝や筋肉脂肪)が問題になります。内臓脂肪や異所性脂肪が増えると、生活習慣病のリスクが高くなるからです。

今はメタボ健診も行われていますし、中年太りは健康によくないことをほとんどの人が知っているので、男性も女性もダイエットへの関心が高くなっていると思います。

そんな中年太りの人たちに、ブームを巻き起こしたダイエット法の1つに「低糖質ダイエット」があります。「ロカボダイエット」とか「主食抜きダイエット」とか、いろんな名前がありますが、要するに、糖質の摂取量を減らすダイエット法です。

炭水化物は糖質と食物繊維を含む食品のことなので、低糖質ダイエットでは、甘いものだけでなく、炭水化物も減らします。

簡単に炭水化物を減らすために、おかずだけ食べて、ごはんやパンなどの主食を減らすやり方があります。このダイエットを実践しているのか、定食屋さんでごはんだけを残している人を見かけることもあります。