味覚と視覚で楽しむ

"野菜の美食"をコンセプトとするフレンチレストラン「リュミエール」の唐渡泰シェフが手がける店とあって、メインのローストビーフやロールキャベツ、グラチネ(グラタン)に、ラタトゥイユやポテトサラダ、紫キャベツのマリネなどの野菜料理を皿いっぱいに添えている。

「フレンチの手法を取り入れたバリエーション豊かな料理や野菜を、味覚と視覚でお楽しみいただく一皿です」と語る川端健太料理長。イチ押しのデザートには真っ赤なトマトを使用し、穏やかな甘みや酸味をギュッと凝縮している。

目でも楽しめる、「真っ赤なトマトのデザートトマトのデクリネゾン」1320円。クレープ生地をフレーク状にしたフィアンティーヌの上に、ミニトマトのシロップ漬け、トマトのソルベとソース、バジルのジュレなどを幾層にも重ねたスペシャリテ。甘みや酸味が口いっぱいに広がり、後味爽やか

 

ゆったりとしたダイニングは全128席。テラス席や個室もあり、年末年始の集まりにも重宝しそうだ。