「野草とか、もともと好きなんですよ。」

生姜とかニンニクとか、なんでもいいものばっかり。

効くと思うと効く。お金をかけなくても、ヘルシーなものはいっぱいあるわね。

『86歳の健康暮らし ─ だれにも言っていないひみつの健康法』(著:田村セツコ/興陽館)

八百屋さんに行ったらうっとりしちゃう。

なにを見てもお薬よ。

だから、八百屋さんのご主人にわたしが、「わー、玉ねぎください! わー、生姜もください!」なんていうでしょ? 安くてこんなに買って500円みたいな。そうするとお薬がいらないんですよ。

庭にあるものだって、好きなものをとったりするの。

フキの葉っぱだって、ちょっと湯がいて、みりんとお醤油で煮たりするんですよ、佃煮みたいに。

「タンポポの葉っぱもサラダにまぜます。パリジェンヌみたいね」(撮影:本社・武田裕介)

ただおいしいから食べるんじゃなくて、「これがもうすばらしいの。ビタミンが豊富なの」って自分にいい聞かせるんです。そうすると効きますよね。

暗示にかけるっていうのかしら。

野草とか、もともと好きなんですよ。

ヨモギとか、ああいうそこらへんに生えているものが好き。

タンポポの葉っぱもサラダにまぜます。パリジェンヌみたいね。

ドクダミの葉っぱもすごい効能がありますね。普通は干して、お茶にするじゃない? だけど生をかじったりしても、すごく清々しいの。

いっぱい食べちゃだめで、なんでもちょこっと。それでもすごくすばらしい。

アクがあるものでも、あまり気にしない。

ヨモギなんかも1回湯がけばいいの。