セルフチェックポイント
こんなシニアにならないためには、セルフチェックが大切です。自己スキーマが強くなると、次のような特徴が見られますので、自分自身を振り返ってみてください。
● 好ましい情報だけ強く記憶に残っている
過去の功績や賛辞などを、ことあるたびに繰り返すようになった。「その話、以前にも聞きましたよ」などと言われたら要注意です。
過去の功績や賛辞などを、ことあるたびに繰り返すようになった。「その話、以前にも聞きましたよ」などと言われたら要注意です。
● 過去の出来事を自分の都合のいいように書き換える
実際には自分の手柄ではないのに、いつのまにか自分の手柄にしてしまっている。「それは違う」と指摘されることが多くなった。
実際には自分の手柄ではないのに、いつのまにか自分の手柄にしてしまっている。「それは違う」と指摘されることが多くなった。
●「~しなければならない」「~すべきだ」が口癖になった
これは、絶対的な価値基準を自分の中に置き、「私は絶対に正しいから、こうすべきなのだ」と考えているために出る言葉です。
これは、絶対的な価値基準を自分の中に置き、「私は絶対に正しいから、こうすべきなのだ」と考えているために出る言葉です。
● 反論が増えたり、怒りやすくなった
「なぜ自分が正しいのにわかってくれないのだろう」と感じるため、反論が多くなったり、強いストレスを受けて感情が爆発しやすくなります。
「なぜ自分が正しいのにわかってくれないのだろう」と感じるため、反論が多くなったり、強いストレスを受けて感情が爆発しやすくなります。
自己スキーマが強くなっているとわかったら、「私は絶対に正しい」という気持ちを捨てる努力をしてみましょう。「自分は不完全な人間だ」「相手の言うことが正しいかもしれない」と考える習慣をつければ、反論されても感情的にならずにすむはずです。