『婦人公論』2019年6月25日号の表紙に登場した、当時14歳の芦田愛菜さん

14歳、15歳のときから「本を見つけるのは宝物を発見するのと同じ」

2019年、『婦人公論』の表紙に登場した芦田愛菜さん(6月25日号/篠山紀信撮影)。14歳だった芦田さんはインタビューで、3歳から始めた俳優の仕事について、次のように語っています。

「小さい頃から演じることが好きだったので、楽しみながら続けてきました。本を読むことも大好きで、自分が今いる世界とは違う世界を体験できるのが魅力だと感じます。最近、演じることも読書と同様に、自分とは違う人になりきって、その人の人生を生きることができるから好きなのかな、と思うようになりました。」(『婦人公論』2019年6月25日号)

その直後の2019年7月には初の著書『まなの本棚』(小学館)を上梓。年間100冊を超える読書量から、約100冊のお気に入りの本を紹介しています。

また、高校1年生になる直前の『婦人公論』2020年4月14日号では、小説家の重松清さん、文芸評論家の伊藤氏貴さんと読書の魅力を語り合う座談会に登場。その中で芦田さんは「私にとって本を読むのは、お風呂に入るのや歯を磨くのと同じ、生活の一部」と明かし、本との出会いについて次のように語りました。

「本を見つけるのは宝物を発見するのと同じです。小さい頃から本屋さんに行くと、「何冊買っていい?」と親に聞いて「これも」「あ、これも」と目移りしながら、読みたい本を選んでいました。ハードカバーの本を初めて開いたときのパキパキッという音や、紙の匂いも好きで。「ああ、ここまで読み進んでいる」という実感が、めくっていくページの厚みでわかるのも楽しいです」(『婦人公論』2020年4月14日号)

「ジャケ買いはけっこうします。「こんな話なのかな」と、見た目から想像するのも好きです。本のカバーも帯も全部とっておきますよ。処分すると、本の命を削いでしまう気がして。」(『婦人公論』2020年4月14日号)

読書が好きという思いが一貫して、いまの芦田さんを作っていることがうかがえます。

芦田愛菜×伊藤氏貴×重松清「本を見つけるのは、宝物を発見するのと同じ」【前編】

芦田愛菜×伊藤氏貴×重松清「本は一度だけ読んで〈終わり〉ではない」【後編】