たまたま翔大が撮ったミッキー。あまりに雰囲気ありすぎで正月から笑ってしまいました。犬も新年のご挨拶…(写真提供◎大神さん 以下すべて)
大神いずみさんは、読売巨人軍のコーチ、元木大介さんの妻であり、2人の球児の母でもある。苦しいダイエットをしている最中に、長男が大阪の高校で野球をやるため受験、送り出すという決断をした。球児の母として伴走する大神さんが日々の思いを綴る

前回「野球って、なんて難しいスポーツだろうと思う。長男翔大は履正社の卒部式へ。夫・元木大介は息子のルーティンで打席に…」はこちら

私たち夫婦のお正月の過ごし方

毎年、東京→大阪→福岡→東京の年末年始帰省大行脚で新年の幕を開ける元木家。
最近まわりの友達がそんな私たちに向けて
「…そんなに大変な思いをしてまで、どうして?」と不思議そうに訊ねてきた。

本当に大行脚である。

この時期に夫と自分の実家、大阪と福岡のどちらにも必ず帰ってお墓参りをする。それぞれの母や兄弟家族の顔を見て1年に一度の会食をする。
これは、結婚以来コロナ自粛のときを除いて一度も欠かしたことのない、私たち夫婦のお正月の過ごし方だ。

夫婦2人の時から、子どもが生まれて4人家族になり…小さい頃は膝に乗せて移動していた頃が懐かしいな。
今やドカッと大男3人、何もないところでも一人つまづく女、それぞれデッカいスーツケースをガラガラガラガラ引いて移動する姿は、傍目に見てもちょっと物々しい。