老いた母たちに甘えてばかり
でもそろそろお雑煮やおせちの支度をする母達の手元が、だんだんゆっくり、時間がかかるようになってきたなぁ、と感じ始めている。
大移動で行く側も大変だが、結局こちらはいつも老いた母たちに甘えてばかり。そろそろ親たちにゆっくりしてもらうお正月を私たちが用意する番なのではないか…。
夫婦お互いにどちらかが切り出すのを、来年は待っているのかも知れない。
…と、
今ものすごいスーツケースの中の洗濯物とお土産、おびただしい量の荷物が片付かないなかでそんなことを考えながら、私はワシャワシャとこれを書いている。
旅のあと。
夢のあと。
なんだこのスニーカーの箱がいっぱい…!?
大行脚を終えて家に辿り着いてからというもの、ホゥと「お疲れため息」しか出てこない松の内明けである。