どんなことがあっても両方の家にみんなで帰る

お正月でも博多ではきっちりラーメンを食べて帰ります。ここは屋台時代から30年以上通っている『ナンバーワン』

年越し元日は大阪の元木の実家で、元木の墓にお参りするところから始まる。
白味噌に昔は餡子餅が入っていたというお雑煮とおせちをいただいて、のんびり実家で過ごすお正月。門戸厄神にお参りして一年の無病息災を祈る。

3日あたりから福岡に移動して、北九州にある大神家の墓をお参り。
今年は次男の野球始めもあり福岡には1日しかいられなかったが、お墓参りと束の間の家族の団らんを過ごして、福岡でちょっと美味しいものを食べたあと、一気に東京に戻って仕事が始まる。

どんなに忙しい時でも夫と私、どちらからとも「今年はウチだけにしない?」と言い出す事はこれまで一度もない。

お互いに父が亡くなって、年老いた母たちがそれぞれ一人で暮らしている。
普段遠くにいる私たち家族を応援してくれていて、元気な顔を見せるのを待っていてくれているうちは、どんなことがあっても両方の家にみんなで帰るのが私たち家族のお正月なのである。