部屋に飾る額も手づくりしています

壁にかけたアートは手づくりの額に入れています。

「額って自分でつくれるの?」と驚かれることがあるのですが、意外に簡単につくれるんです。

額はネットでもホームセンターでも買える「モールディング」という建材を使ってつくります。

モールディングというのは、壁と天井のつなぎ目を覆ったり、装飾を施したりするのに使われる細長い建材です。さまざまデザインがあります。材質も、木や石膏(せっこう)、ポリウレタンなどさまざまで、切りやすく軽い素材のものも登場しています。

私が使うのは、もっぱら切りやすく加工しやすいポリウレタン製のものです。

モールディングを45度の角度に切り、額縁の形に組み合わせ、接着剤でつけて好きな色の塗料を塗れば完成です。簡単ですよね。

ポリウレタン製のモールディングを切るのは、普通のノコギリです。カッターでも簡単に切れてしまうんです。実は木材を切るために電動ノコギリを持ってはいるのですが、すごい音が出るのでめったなことでは使うことができません。

額縁のコーナーは、モールディングを45度の角度に正確に切るのがキモですが、素人でもちゃんと切りたい角度に切ることができる素晴らしい道具があるのです。

私が買ったのは「マイターボックス」という商品名のノコギリガイドで(下の写真)、これをホームセンターで見つけたときは小躍りしてしまいました。値段は1000円もしないくらいです。額縁には水性塗料を2回重ね塗りします。

額縁を自作するときに使うとっておきの「マイターボックス」というアイテムです(写真:川瀬典子)

たとえば、アンティークっぽくするなら、最初にクリーム色の下地をペンキ用の刷毛で塗り、その上にゴールドの塗料をスポンジに含ませてポンポンとたたくようにつけていきます。

スポンジを使うことでムラができ、「アンティークっぽさが出るかな?」と思って試したら大正解でした。

私がつくっている額は、「一応額らしく見えればいいや」という“なんちゃって額”なので、後ろに板や留め金をつけたり、前面にガラスを入れたりはしていません。

自分の好きな絵やポスターを自分の好みで縁(ふち)どって楽しむためのものなので、絵がずり落ちてこないように、テープや画鋲で額に留めるなどして使っています。