ロケで実感した
「地球沸騰化」
竹内2023年は、とくに多忙な日々だったそうですね
今田おかげさまで、ドラマ3本に出演したり、映画も2本公開されたりと、バタバタの1年でした。
竹内忙しいときこそ気分転換が必要だと思いますが、意識的にしていることはありますか?
今田そうですね、とことん寝てしまうとか(笑)。あと、涙もろいせいか、壁にぶつかったときに泣けてくることがあって。とにかく胸につかえたものを吐き出すという感じで、いったん泣いてしまうと、すっきりするんです。
竹内涙にはデトックス効果があるといわれていますからね。映画やドラマでは、それこそ泣いたり笑ったり。そして幅広い役柄に取り組んでいますね。
今田何かの職業を演じるときは、その専門家の方から教えていただきます。初めての知識にたくさん触れることができるのも、この仕事ならではの楽しさだと感じます。
竹内とくに昨年の夏は記録的な猛暑でしたから、屋外の撮影は大変だったのではないですか?
今田たしか5月頃から暑かったですよね。その時期に警察官役のロケがあったのですが、季節感や役の設定上、半袖というわけにいかなくて。体に氷囊を当てたり、シャツに冷感スプレーをかけたりしてなんとか凌いでいました。
竹内ちなみに、昨年6〜8月の平均気温は、1898年に国が統計を取り始めて以来、過去最高を記録したそうです。今田さんは気象予報士の役を演じたこともあるそうですが、地球温暖化の問題を意識することはありますか?
今田やっぱりここ数年、夏の暑さがひどいですし、冬も暖かい日が多い。今までとはちょっと違うな、という感じがします。
竹内「地球温暖化」どころか、昨年末の新語・流行語大賞では、「地球沸騰化」という言葉がトップテンに入っていたほど。
今田地球環境のために私たちにできることは何かを、真剣に考えないといけない時代だと思います。