コンサート中も最高の“ファンいじり”

そして“バラエティ専門放送作家”である私は、お笑いに理解があり、コントのセンスが抜群で、コンサート中も最高の“ファンいじり”をなさる五郎さんにいつもグッときてしまいます。

ずっと現役であり続けて、60代後半になっても、素敵なルックスで、ファンの皆さんを魅了し続ける五郎さんには、「私はもうすっかり裏方で…」と言いつつ、スタッフパスを首から下げてコンサートのバックヤードで奔走する、妻の三井ゆりさんの存在があることもお伝えしたいです。

写真提供◎avex

それはファンの皆さんもよくご存じで、ゆりさんに心から感謝していらっしゃるのですが、ゆりさん本人は往年の五郎さんファンの皆さんと五郎さんとのツーカーとも言うべき素敵な関係の邪魔にならないよう、「すっかり裏方」に徹していらっしゃるのです。

御家族といえば、音大に通いながらピアニストとして活躍されている長女の文音さんの存在も、今回の五郎さんとN響とのコラボを後押ししていることでしょう。

文音さんの初舞台が「ゲートウェイ・ゾリステン」のコンサートで、その際、サプライズで五郎さんが登場し、『これが愛と言えるように』で親子共演を果たしたことはメディアでも大きな話題となりました。

18日は、その文音さんもバックヤードで関係者に挨拶をされていました。五郎さんが“こころのままに”素晴らしい歌声を披露されている背景には、こうした御家族のサポートがあることは言うまでもありません。