吉田さん、上京当時は東京郊外に住んでいたこともあって、都心での食事は一大イベントだったそうで――。(写真提供:講談社)
吉田羊さんが「あさイチ」プレミアムトークに登場。現在吉田さんは大河ドラマ「光る君へ」道長の姉・詮子(あきこ)を演じて話題に。一方で「不適切にもほどがある」では向坂サカエという、タイムマシン開発者の妻であり、主人公の親子と同居する重要な役割を務めている。上京当時を振り返った記事を再配信します。

***********
小劇場を中心に活動後、TV・映画などの映像へと活動の幅を広げる俳優・吉田羊さん。2022年で俳優デビュー25周年を迎えた吉田さんは、訪れた各地やふるさとの福岡などを巡りながら、得られた日々の食体験を雑誌『おとなの週末』に綴ってきました。その吉田さん、上京当時は東京郊外に住んでいたこともあって、都心での食事は一大イベントだったそうで――。

都心での食事は一大イベントだった

上京してきた頃は、東京郊外に住んでいました。

お金がなかった腹ペコな学生時代、友人たちとの外食といえば、できるだけ効率的にお腹が膨らんでリーズナブルで、かつ長居できるお店つまり、郊外に多く見られる大通り沿いのファミレス。

ピンポーンとボタンを押して「全員ドリンクバーで」と注文するのが常。

ですから、都心へ出て買い物ついでに食事をするなんてのはもう一大イベントでして、ファッションは変じゃないかしら、田舎者だとばれないかしら、どれを頼んだらオシャレなのかしらと、あれこれ考え過ぎて食べる前からどっと疲れているという有り様でした。