令和6年能登半島地震の被災地医療に

このコンサートの雰囲気が、思い出すだけで泣いてしまうくらいあたたかいんです。観に来てくださる皆さんも、誇り高い表情をしていらっしゃるように見えて、毎回ステージで歌いながら、「本当にありがとうございます」という気持ちでいっぱいになります。

父は生前、自ら募金箱を持って会場のロビーに立ってくれました。すると、父のファンの方々が「あっ、まことさんだ!握手してください!」と集まり、募金をするために長い長い列が出来たのです。お客様のあったかさに感動し、父も泣いていました。ひとり1人に握手をする父の姿を思い出します。

8回目の開催となる今回は、認定NPO法人「ジャパンハート」を通じ、令和6年能登半島地震の被災地で今も多くの避難者が身を寄せる避難所での診療所運営と遠隔地への巡回診療などで、被災地医療支援を行う支援金として寄付させていただきます。

コンサートに来てくださることが寄付につながりますので、ぜひ読者の皆さんも足を運んでいただき、音楽を楽しみに来てくださったら嬉しいです。