(1)何回かに1回は居留守を使う

固定電話でも携帯電話でも、登録しておくと相手の名前が表示されますし、詐欺電話を避けるため、固定電話は留守番電話にしておくことが推奨されています。それを使って、きょうだいからの電話だとわかったら、3回に1回くらいは居留守を使いましょう。同じ相手からの電話も毎回出なくていいのです。

(2)忙しいふりをする

居留守を使うと、「この間、電話したのにいなかったじゃない」などと言われるかもしれません。そこで「ごめんね。最近忙しいのよ。これから○○に行かなくちゃいけないし、ホント慌ただしくて」「今日もお客さんが来るから」などと、多忙であることを強調しましょう。もちろん実際には暇でも、外出や来客の予定がなくてもかまいません。(1)も(2)も、「嘘も方便」です。相手を傷つけたくないという動機からつく嘘は、だますための嘘とは違います。電話に出て話に付き合ってあげたいけれど、毎回では自分が疲れて関係まで悪化しそう。だから相手を傷つけない断り方を工夫し方便を使う。それは相手を思いやる大我の愛と言えなくもありません。