放置しがちな説明書

意外と放置しがちなのが、壊れたりして「もう家にはない家電の取り扱い説明書」。これも明らかに不要な情報のはず。出てきた瞬間に、処分確定です。

そもそもですが「説明書」というと、皆さんは大事に取っていたつもりでも、必要になったら「どこにやったっけ?」と分からなくなった、なんてことはありませんか? 

かつては私も、必要な時に見つからなくてイライラすることがたびたびありました。なので、紙類を減らし、必要な時は説明書のデータを販売会社のサイトからダウンロードするようにしています。

ただし、そこで考えたいのは「データ化までして本当にとっておきたいか」ということです。

特に自らデータ化する場合は「ハードルが高い」と感じる方も多いはず。そうしたハードルを越えてまで、手元にとっておきたいモノか…と考えてみたら、意外とそうでもなさそうという方も多いのでは。

片づけ教室受講生の中に、「説明書の類は全てデータ化している」という方がいらっしゃいました。でも、よくよく聞けば「紙の説明書も保管しているので、結局、二重に持っている」との声も。これでは、データ上で書類をため込んでいるだけ。やたらと「とりあえずデータ化」を推進するのも考えものです。

結局、データ化をするにしても、基本は紙の考え方と同じだと思います。何も考えずに右から左にデータ化するのでなく、「本当に必要か」をしっかり考慮してから、保管するようにしましょう。