一喜一憂させる判定区分

そして、基準値とひもづいて僕たちをホッとさせたり、がっかりさせたりもするのが「判定区分」です。

A異常なし
B軽度異常
C要再検査・生活改善
D要精密検査・治療
E治療中

いつも思うのですが、検査結果の表現ってなんだか物々しくないですか?

「異常なし」だとしても「異常」の2文字のインパクトが強すぎますし、「再検査」などいやが応でも不安をあおられてしまいます。

しかも医者目線で言うと、C判定でも検査項目によって“深刻度”に違いがあります。

どう受け止めたらいいかわからない! ということで、最後に、僕なりの表現で検査結果を実際に患者さんに説明するようにかみくだいてみました。

<『40歳を過ぎるとなぜ健康の話ばかりしてしまうのか?』より>
笑いの処方せん
結果表だけでどこまで信じるか、信じないかはあなた次第でシュッ!

※本稿は、『40歳を過ぎるとなぜ健康の話ばかりしてしまうのか?』(ヨシモトブックス)の一部を再編集したものです。

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40歳を過ぎるとなぜ健康の話ばかりしてしまうのか?』(著:しゅんしゅんクリニックP/ヨシモトブックス)

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