楽しみが増えると、継続することが楽になる
楽しい仲間がいる教室になったら、それも継続する動機の底上げになります。
同じグループが推しの生徒と友達になったり、あるいは帰りに新大久保のアーティスト専門店を探して推しのグッズを買ってみたり。
先生まで自分が推すアイドルグループのペン(※2)だったら、もう感激。
他にも、教室の帰りにおいしい韓国料理を食べに行く、大好きなコングクス(※3)やヘジャングッ(※4)などを食べることも背中を押します。
こうやって楽しみがひとつずつ増えるにつれて、継続することが楽になっていくものです。
付け加えると、先生がK-POPアーティスト風の超イケメンで驚いたことがあります。その先生が初めて現れた瞬間、生徒たちの目がハートになったことを見逃しませんでした(笑)。
グループレッスンにしろ個人レッスンにしろ、韓国語教室に通うのは意外にハードルが高いものですが、継続できればある程度、話せるようになります。
難しい会話はできなくとも、コンサートに行って本国(=韓国)のペンと同じように、リアルタイムで推しの言葉に反応したい。
そう信じて勉強していれば、待っている間に上達しちゃうかも。
※1 ヨントン ヨンサントンファの略で、「ビデオ通話」の意味。サイン会が主流だった時代から、近年はオンラインで推しと話せるイベントが台頭している。
※2 ペン もちろん筆記用具ではなく、ファンのこと。つまり、K-POPファン。ペンの語源は英語の「Fan」で、韓国語では「F」を「P」と発音する。日本ではこのK-POPペンのように「○○ペン」などと、他の単語とセットで使用することが多いが、韓国では「ペン」単独でも使う。
※3 コングクス 冷たくてクリーミーな、大豆をすり潰した白いスープ。細切りにしたキュウリやトマト、ゆで卵がトッピングされている。
※4 ヘジャングッ 疲れた胃腸を整え、二日酔いや滋養強壮に効くといわれるスープ。
※本稿は、『待ち活33 K-POP 推しが兵役から戻るまでにしたいこと』(徳間書店)の一部を再編集したものです。
『待ち活33 K-POP 推しが兵役から戻るまでにしたいこと』(著:間木まき/徳間書店)
兵役に行ってしまう「推し」たちが無事に戻ってくるまで、K-POPファンはただ黙って待つだけなのか。
いえ、その間にやるべきことがたくさんあるのです。
33個の「待ち活」を示したK-POPファン必見の、初のバイブル。