良い会社、悪い会社を見極める3点

ということは、これから就活や転職を考える人は、次の3点が見極めのポイントになります。

(1)情報が開示されている風通しの良い会社か?

(写真提供:Photo AC)

(2)取引の相手先のモラルが高く、学べる会社か?

(3)派閥や政治的な確執がなく、仕事に集中できる会社か?

では、エネルギーをもらえる組織では、どういう社員が育つでしょうか。

端的に言えば、圧倒的な「当事者意識」が育成されます。「自分が仕事の主人公だ」という意識です。そして、自分から主体的に仕事をデザインします。

自分自身が主人公であるという意識で仕事ができる環境があれば、仕事からエネルギーをもらえるのです。

逆に、誰かの指示によって作業をこなすことばかりさせられれば、エネルギーは奪われるいっぽうになります。

言い方を変えれば、右から左への「情報処理型」業務ばかりだとエネルギーが奪われ、自分で主体的に考え、仮説を導いて試行錯誤が許される「情報編集型」のクリエイティブな業務からはエネルギーがもらえるということ。