投資の勉強より「どういう人生を送りたいか」を考える

家族から「知識もないのに今さら投資なんて」と言われたという50代の人がいました。
よく聞く話なのですが、こんな時、私はこう言います。

「金融の知識は必要ありません。勉強はしないでください」 。

それよりも、 「どういう人生を送りたいか」を考えることが大事です。
そのうえで、投資は私たちプロにまかせてください。 

50代と言えば、およそ30年は社会人として経験を積んでいます。
多くの人は、日本や社会、もっと言えば未来に対して何らかの思いを抱いているはずなのです。

では、自分はそこで何ができるか、何をしたいのかを考える。
そうして社会とつながり、社会を考える方法論の一つとして投資があるのです。

リタイアしたとしても、何らかのかたちで、できるだけ長く社会とつながっていたいですよね。

それはボランティアなど様々な方法がありますが、私たちの考える「投資」もまた社会育成であり、社会とつながることだと思っています。

社会経験もあり、自分の人生もある程度見えてきて、不条理もわかったうえで「社会がこうなったらいい」と考えて投資をする。
20代の若者よりも、こうした思いを込めた投資ができるのが50代なのです。