続いてどんぐりのような帽子をかぶった童顔のお囃子トリオ。

これも最初は五体あったのかもしれない。が、現存するのは鼓と笛と小太鼓奏者の三人だけ。

あとはミニ起き上がりこぼし二つと、絵柄のついたハマグリの上に一センチほどの大きさの木彫りのじいさんばあさん人形が一対。

それらと一線を画して一人気取った顔でポーズを決めている五センチほどの高さの石膏製日本人形。私の持っている小物シリーズの中ではいちばん背が高い。そして紙とモールでできたピンクの草履。

ピンクの草履は飾り場所に迷った。それだけを仲間はずれにするのは可哀想なので、とりあえず飾り台の隅っこの手前に揃えて置いてみた。