そして戦後は社名を日本コロムビアに変更し、戦争終結からわずか4ヵ月後の45年12月に、霧島昇さんと並木路子さんのデュエット「リンゴの唄」を録音。この作品は戦後初の映画『そよかぜ』の主題歌で、戦後間もない日本を元気づけました。

 

笠置シヅ子「東京ブギウギ」日本コロムビア、1947年
●復興のシンボル曲「東京ブギウギ」《昭和22年》
「リンゴの唄」「青い山脈」と並ぶ復興の象徴となった流行歌が「東京ブギウギ」。NHK連続テレビ小説『ブギウギ』でヒロインのモデルとなった笠置シヅ子が歌った。鈴木勝作詞、服部良一作曲(笠置シヅ子「東京ブギウギ」日本コロムビア、1947年)

さらに、戦後の大ヒットで忘れてはならないのは、笠置シヅ子さんの「東京ブギウギ」。この春まで放送されていたNHK連続テレビ小説『ブギウギ』でも注目を集めました。

「リンゴの唄」「青い山脈」と並ぶ、戦後復興の象徴と言える名曲です。

 

5へつづく