相手の気持ちがほぐれるワンクッション

高齢者から「畑でとれた野菜をあげよう」「草を刈ってあげる」「いい仕事を紹介してあげる」と、ありがたい親切も、余計なお世話もあるようですが、彼女はまず、「ご親切にありがとうございます」「さすが**さんですね」などと感謝と敬意を示します。

このワンクッションがあるだけで、相手の気持ちがほぐれるのです。

(写真提供:Photo AC)

そのうえで、「今回は要らないです」「ちょっと考えてみますね」「せっかくなら、こういうのが欲しいな」と素直に伝えて、選択権は自分にあることを示すと、余計な期待感も抱かせずに、やんわりとかわすことができるといいます。

相手の価値観や親切を、けっして否定しないのが大人の対応。