あらためてあらすじ

あらためて梅子と話した寅子。梅子は「こんな場所で会うとは思わなかった。嫌な態度を取ってごめんなさい」と寅子に謝罪しました。寅子は泣き崩れ、その後、轟・よねも梅子との再会を喜びます。

梅子は大庭家から逃げ出したものの、10日も経たずに連れ戻され、病気で麻痺が残った夫・徹男を10年以上、世話していたことを告白しました。それでも梅子が新しい民法の知識を得ていることに感心した寅子。梅子も「懐かしいわ、人生が一番輝いていた頃に戻ったみたい」と話しました。

一方、家庭裁判所の存在を広めるための「愛のコンサート」開催に向けて夢中の多岐川は、寅子と会場探しに。狙っていた会場を確保するも、出演者は未定。多岐川は福来スズ子を提案しましたが、寅子は難色を示します。

寅子は判事補と家庭局の兼任で多忙を極めているため、家事はすべて花江が取り仕切る状態に。彼女は休む暇もなく子どもたちや寅子の娘・優未の世話をしました。直明が手伝いを申し出るも、花江は一人で家事を続けます。

その後、轟とよねが大庭家を訪れると、遺言書が偽装されていた疑いが発覚。長男・徹太は「大庭家は俺が守る」と宣言、弟の徹次や光三郎に厳しく当たります。姑・常も長男を支持し、徹太は弁護士として新しい民法に不満を漏らします。

一方で梅子は財産放棄を拒否。話し合いは家庭裁判所の調停に持ち込まれることに――というところで今回の話は幕を閉じました。